2015年4月30日木曜日

西荻窪・赤い鼻


西荻窪の老舗・赤い鼻へ。


ずっと壊れていたお店の三線を修理させていただき、納品のためでした。

お店と共に長い年月を過ごして来たことを感じさせる三線、汚れも綺麗に掃除して蘇らせることが出来て光栄でした。

 久しぶりに爪弾くカンカラ三線ですが、ノスタルジックな音色が良いものです。
これからも沢山愛されて行きますように。





 先代マスターが急逝されて以来台湾の方が引き継いだこのお店、
 昔とはもちろん変わりましたが、美味しい麻婆豆腐とオリオンビールや泡盛をリーズナブルにいただける唯一無二の場所として、自分はお気に入りの止まり木です。

この日は名物の台湾風辛味噌そばで〆、サービスで唐辛子マシになっていて火を噴く辛さでした。



2015年4月28日火曜日

ピアノの音色。

今日はこの方と。
 沖縄出身の素敵なピアニスト仲村渠真紀さんとリハーサルでした。




 長年暖め続け熟成して来た感のあるコラボレーション企画ですが、
 曲目選定や会場確保など本格的に実現に向けて動き始めました。




ピアノと音を出すのはとても新鮮で、リズム・音色、色彩豊かな世界にワクワクです。
乞うご期待なライブの詳細は近日発表!

2015年4月27日月曜日

笹塚、おでん会。


銀座を出て向かった先は、笹塚。
 大人の本気の遊び「おでん屋台ごっこ」でした。





 泡盛大使小西さん発案のおでんイベント、いい大人が頭にネクタイ巻いたり割烹着着たりと、
なるべく昭和っぽい雰囲気を出してレンタルおでん屋台で遊ぶ会です。
ラジオは演歌、お酒はワンカップ!


 遅れて到着して見ると会場の横丁は40人くらいの人々でギュウギュウ。
おでんは良く煮込まれてちょうど美味しくなっていました。


カウンターで一息ついた後は、自分は昭和の楽士担当へ。
 昭和歌謡をあれこれ唄わせていただきました。



 昔ながらの横丁でおでんをつつきながら大合唱、最後は炭坑節でワイワイと。
すっかり気分は昭和です。

演奏の模様はこちら↓



片付けも手分けしてキッチリと。
 幸せな大人の本気の遊びになりました。

2015年4月26日日曜日

銀座歌会!


沢山の沖縄三線サークル、沖縄民謡教室を中心とした合同発表会、銀座歌会。
ゲスト演奏者としてお招きいただき初参加でした。





 各教室の発表が終わった後のゲスト演奏、80名以上の参加者の方々はほぼ全員三線弾き(一部津軽や日本民謡の教室の方も)と言う、
かなり緊張モノのステージでしたが、やっぱり民謡好き方々に聞いていただけると嬉しいです。



銀座の真ん中での演奏ならば、と東京の街に因んだ唄を幾つか。
気持ち良く演奏させていただきました。
他、片山恵理さん、世持桜さん、田所ヨシユキさんの見応えあるステージが続きます。




その後は演者一同で即興ステージ。
 片山恵理さんや世持桜さんとは全く初めての共演ながら、カチャーシーにアンコールまでドタバタながらとっても楽しい演奏をさせていただきました。



 各教室の皆さんの演奏もたっぷり聴かせていただき、、5時間の時間を楽しく過ごさせていただいたイベントでした。

この日のために稽古に取り組んだ皆さま、運営にご尽力された皆さま、おつかれさまでした。

2015年4月25日土曜日

オリオン食堂ライブ!


民謡居酒屋オリオン食堂さんでのライブでした。
 広い店内は今回も沢山のお客様で大賑わい。



 特に今回はご家族のお客様が多く、2歳のお兄ちゃんが太鼓を叩いてくれたり、
 小学生くらいの男の子が一生懸命三板の練習をしてくれたり。

…と思えばおじいちゃん世代のお客様から、バタやんのリクエスト。
島育ち、十九の春、ついでに島のブルースと懐メロでも盛り上がります。
沖縄のうたをあれこれお届けする合間に碧井さんの八重山民謡もお楽しみいただき、
最後は元気にカチャーシー。
 千葉の沖縄は楽しく更けて行きました。




毎回楽しみなキャッチコピーは「パパになって頑張って」、何だか分かりませんが頑張ります!
踊りにも負けませんよ〜。


次回は来月、5\23(土)にお邪魔します!よろしくお願いします。

バリ島ムードで。


吉祥寺のガムランスタジオをお借りして、mio氏と来月の出演のリハーサル中。
 珍しいバリ島の神犬バロン様と記念撮影です。
ガムランスタジオは島太鼓の稽古にちょうど良いです。




夜は相方を変えて、碧井かおりさんと千葉県・行徳へ!
民謡居酒屋オリオン食堂さんにてライブです!


オリオン食堂 千葉県市川市行徳駅前2-23-6 TEL043-357-3313
伊藤淳&碧井かおり 19:30より 2stage!!!

2015年4月22日水曜日

泡盛利酒。


毎週水曜日、てぃんさぐぬ花ライブ。

 2回のステージを終え、遊びに来て下さった「泡盛おじさん」こと白井さんと乾杯。
 相変わらず粘り強く泡盛の普及活動を続けられています。




 構想中のプロジェクトのお話を伺いつつ、お酒は神村酒造"守禮"から2銘柄。
 蒸留の一番初め、超高濃度アルコールの部分だけを集めた「初垂れ66度」、
鑑評会優秀賞受賞酒の守禮2004年蒸留43度。素晴らしい一杯でした。

おつまみは沖縄から届き立ての鮮魚盛り合わせです。
 生メバチマグロ、ガーラ(ロウニンアジ)、久米島の車海老。
 空輸とは言え届き立ては驚くほどの鮮度!流石はマグロの本場沖縄と感じさせられます。



白井さんが先に帰宅されると、今度は勤務終了後のスタッフIさんから、泡盛の唎き酒の勉強を一緒にしませんかと、嬉しいお誘いが。
ズラリと一般酒9銘柄、新酒は熟成が無い分各蔵元の個性がしっかりと感じられます。






 飲むのでは無くしっかり唎いて行くと、苦味・塩味・酸味・煙香・土香・フルーツ香、、
 十人十色の泡盛の味わい。

おつまみとの相性もそれぞれ、時にはこんな勉強もまた楽しいひとときでした。

2015年4月19日日曜日

大仕事終了。




計8日間に渡って通った大手呉服屋様の沖縄染織展のお仕事もついに最終ステージ。
34ステージに渡って素晴らしい染織品にかこまれての演奏は良い時間でした。






今日は琉球紅型宗家16代目、城間栄市さんとゆんたく。
お願いして型作りに使う愛用の道具の写真を撮らせていただきました。
沖縄の箸を使って作る手作りの小刀、島豆腐を三ヶ月間陰干しして作る「ルクジュウ」(突き掘りの土台として使うもの)、
 糊引き用の絞り口はサイズの違う米軍の銃弾薬莢を使ったものでした。





 重要無形文化財となっている琉球紅型ですが、箸・豆腐・銃弾と、身近にあるものから工夫して作られているのが、また沖縄らしく思えます。
 職人道一筋の父の元で育った葛藤、苦労など、楽しいお話を聞かせていただく貴重な機会でした。


この会場を去るのが名残惜しいですが、最後の演奏を終えたら撤収スタート。
 本当にお世話になりました。

2015年4月18日土曜日

銀座歌会

銀座で行われる大規模合同発表会、銀座歌会。



あちらこちらの沖縄民謡教室や三線サークル、更には津軽三味線教室や日本民謡教室まで、生徒さん達中心の様々な演奏が披露されるそうです。
 亀戸ちゃたんさんで毎月演奏させていただいているご縁で、
ゲスト演奏にお招きいただきました。

 飲み放題で4時間半に渡って演奏が続くというイベント、最後の方の人は無事に弾けるのでしょうか…
初参加、楽しみです。

2015年4月17日金曜日

芭蕉布。


今日も新宿の染織展現場へ出動中。
 早起きも案外慣れて来て、元気に朝ベルクからの演奏です。


写真は喜如嘉の芭蕉布たち。
 沖縄の様々な織物の中でも、芭蕉布には心打たれる物があります。




決して色鮮やかとは言えず、絹織物のような輝きもありませんが、
 島に自生するバナナから丹念に繊維を取り出していた昔の人々の暮らし、手仕事の温度が感じられる織物だからでしょうか。





芭蕉糸は乾燥すると切れやすいことから、水にひたし乾かないよう気を使いながら丹念に機織りして行くのだそうです。

2015年4月16日木曜日

大仕事再開。


今日からまた四日間、沖縄染織展へ出動です。



 写真は花織用の色糸達。全て絹糸をベースに、コチニールだけは輸入と思われますが、
 他は沖縄の野山から集めた天然染料による草木染めと琉球藍の組み合わせで実現したグラデーションだそう。

フクギ、モクマオウ、クワディサー、デイゴ、ガジュマル…



これが虹のような花織の色彩世界のベースとなるのだそう。
一反の織物にかけられた仕事量たるや、途方も無いものなのですね。



休憩時間の新宿散策はアルタ裏の洋食アカシアにて、ロールキャベツシチューとハンバーグのセット。



 大振りなロールキャベツはブイヨンの旨味が染み込み、ハンバーグは洋酒の香りがふわり。
 歴史を感じる昔気質な味わいでした。




水曜日。


昨夜は水曜日、てぃんさぐぬ花での演奏。
 久々にお客様と記念撮影、楽しんでいただけて何よりでした。



沖縄情報誌"ぴらつか暦"四月号を捲ると、自分の名前が。
メインストリームとは離れたところでコツコツ唄っている自分ですが、
取り上げていただき有難いことです。

毎週ライブももうすぐ2周年。これからも一歩一歩コツコツ…唄い続けて行こうと思います。